ダニイルはラジオに出演した。
エテリ・トゥトベリーゼのチームの振付師であるダニイル・グレイヘンガウスが、ラジオ局「Europa Plus」の放送に登場した。これは、現在ロシアの各都市で行われているチームトゥトベリーゼの大規模ツアーに合わせてのことだった。ダニイルは「Brigada U」の司会者を手伝って星占いを読んだり、リスナーのためにクイズを行ったり、彼の仕事の興味深いディテールについて話したりした。
グレイヘンガウスの最も印象的な名言をSport24が紹介する。
タイムスケジュールについて
エテリ・ゲオルギエヴナが早起きを好まないおかげで、彼女は自分の生活に沿ったスケジュールを組んでくれるんです。氷上での最初のトレーニングは11時30分です。選手たちはもっと早く来ていて、10時にウォーミングアップをしています。一番遅めのトレーニングは、午後6時～7時にあります。トレーニングキャンプにいるときは、練習の後午後8時から9時まではプログラムを組んだりもします。その時は夜中の12時や1時まで氷の上にいることもあります。
選手とのコミュニケーションについて
練習生たちにダニエル・マルコヴィッチと呼ばれています。20歳以上の子には、トレーニング外では「マルコヴィッチ」抜きで呼ばれることもあります（微笑）。
クリエイティブな家族について
母はバレエダンサー、父は演出家、そして叔父はバイオリニストです。叔父とは子供の頃、叔父がバイオリン、私がピアノで一緒に演奏していました。今度、大事なイベントがあるので、それに向けて弾き方を思い出しているところなんです。母は当初私をバレエ学校に通わせたかったようですが、フィギュアスケートの方に先に入れてもらえました。もともとスケートには健康のために通っていたんです。
エテリ・トゥトベリーゼとの出会いについて
すでにコーチングを始めていましたが、イリヤ・アべルブフの元で3～4年間、アイスショーでも滑っていました。彼は、トゥトベリーゼの元で滑っていたユリア・リプニツカヤと仕事をしていました。彼女にはスケーティングを教えてくれる人が必要でした。イリヤは私を推薦してくれました。当時は仕事量も少なかったので（笑）。仕事を始めた最初は遠慮していて、トップアスリートに何か指摘するのも気まずかったのですが、選手たちと共通の理解が出来るようになり、彼らに何かしらの提案をするようになりました。
フィギュアスケートにおける音楽について
みんなが見てくれた僕の最初のプログラムのひとつが、アリーナ・ザギトワの『白鳥の湖』でした。黒鳥と「月光」のサウンドトラックを組み合わせました。なぜなら、僕にはそれがオーケストラのチューニングにとても似ているような感じがして、そこで羽ばたきの感じを出せる気がしたからです。
スケーター達はなぜ同じ音楽を使うことがあるのでしょうか？意図的にそうしているわけではありません。例えば、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されると、みんながクイーンの曲に合わせるようになりました。また、映画『ラ・ラ・ランド』が公開された後は、1シーズンで20ものプログラムでその映画の中の音楽が使われました。
サウンドチェック
番組内のこのコーナーでは、ゲストが自分のプレイリストの中から曲をかける。ダニイルは、スティーブン・サンチェスの「Until I Found You」とコールドプレイの「Hymn for the Weekend」の2曲を選んだ。
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