アリョーナ・コストルナヤのインタビューまとめ

ペアへの移行を「フィギュアスケートにとどまるチャンス」と語るコストルナヤ

Косторная назвала переход в пары "шансом остаться в фигурном катании"
Российская фигуристка Алена Косторная заявила РИА Новости в рамках шоу "На два слова", что ее переход в парное катание — возможность продолжить карьеру. РИА Нов...

アリョーナ・コストルナヤ:私のペアへの移籍は、フィギュアスケートにとどまるためのチャンス。

ロシアのフィギュアスケーター、アリョーナ・コストルナヤは、ペアスケートへの移籍はキャリアを継続するためのチャンスであるとテレビ番組「Two Words」でRIA Novosti紙に語った。

「9月7日に手術を受け、その後、長いリハビリがあった。氷上に出てみると、いつものことができない、つまりあまりジャンプができないことに気付いた。シングルスケートは、半分以上がジャンプであることに意味がある。決められたことができないシングルスケーターが必要とされるだろうか?

ペアスケートを考えたのは、サポートが必要だったから。私たちはサポートすることを学び始め、次にツイストリフトやデススパイラルを学んだ。そして、どういうわけか、すべてがどんどん動き始め、すごく気に入ったの。ジャンプで感じていた痛みもなかった。だったらやらない理由なんてないなって思った。もし、本当にフィギュアスケートの世界に残って、トップ5やトップ3を目指して戦えるチャンスがあるのなら、やってみようじゃないって。」と、コストルナヤは言った。

また、もしペアでの良い結果を見れば、ファンも彼女の決断に対して態度を変えるだろうと考えているようだ。

「1ヶ月前は連盟でも同じだった と言える。1ヶ月が経ち、エレメンツができて、プログラムができて、まったく違うことが始まった。だから、すべては自分がやることによって証明できると思う。」と、コストルナヤは言った。

1月、エレーナ・ブヤノワコーチはRIA Novosti紙に、コストルナヤがペアスケートでの活躍を望んだため、彼女との活動を終了したことを明らかにした。2月、コストルナヤとゲオルギー・クニツァは、セルゲイ・ロスリアコフのグループでトレーニングを開始した。

コストルナヤ「トゥトベリーゼのチームはベルトコンベアー式で、どんな方法でも結果を得ることができる」

Косторная назвала переход в пары "шансом остаться в фигурном катании"
Российская фигуристка Алена Косторная заявила РИА Новости в рамках шоу "На два слова", что ее переход в парное катание — возможность продолжить карьеру. РИА Нов...

ロシアのフィギュアスケーター、アリョーナ・コストルナヤが、エテリ・トゥトベリーゼコーチのメソッドについてコメントした。
「エテリ・トゥトベリーゼは、あらゆる手段で結果を出せる。なぜなら、ベルトコンベアー式だから。それが壊れれば、次のものがやってくる。それが悪いことだと言っているんじゃない。彼らには彼らのやり方がある。15歳から30歳まで選手を育てるところもあれば、15歳から18歳まで育てるところもある。でも、練習でわかるように、19歳以上というのは、あまりスポーツに関係ない。人それぞれ、活躍する年齢層が違うから。」

コストルナヤは2017年からエテリ・トゥトベリーゼのチームに所属し、2020年7月にエフゲニー・プルシェンコのアカデミーに移籍したが、2021年3月、トゥトベリーゼのチームに戻った。2022年3月からはCSKAでエレーナ・ブヤノワとトレーニングを行い、昨年1月からはペアスケートに転向している。

コストルナヤはヨーロッパチャンピオン、2019/20グランプリファイナル優勝、ロシア選手権の銀メダリスト、2度の銅メダリストだ。

Источник: РИА

子供の頃のトレーニングについてコストルナヤ「私は嫌な子供、嫌な選手だった。言い争ったり、怠けたり、言われたことをやらなかったり……」

Косторная о тренировках в детстве: «Я была отвратительным ребенком, отвратительным спортсменом. Спорила, ленилась, не делала, что мне говорят»
Фигуристка высказалась о контроле веса и насилии в спорте.

アリョーナ・コストルナヤは、自分が「嫌な子供」であったことを明かした。

彼女は、体重管理やスポーツにおける暴力について発言した。

「私はこれまでの人生ずっと体重管理をしていた。母が午前中に体重を測り、コーチが午後に体重を測り、また母が夕方に体重を測った。母は強く監視していて、私のフィギュアスケートのプロセスにとても没頭していた。体重のことというのは、トラウマになる。子供の頃でさえ、体重の急激な変化は膝や腰に負担をかける。そうすると、年齢が上がった時に、こういう急激な変化がなくても、細くなれる。だから私はコントロールされていたの。本当にいつもね。

でも、殴られたことがあるとは言わない。そんなことは全くなかったし。何度かあまり楽しくないような瞬間、つまりたたかれるようなことがあった。でも、申し訳ないけど、これは私の実の母親がやったこと。私の母親なのよ。もし本当に失敗して、本当に悪いことをしてしまって、ふさわしくない場で口を開いたとして、こんな風に(厳しく)にらまれたら、普通の子供ならおとなしく黙ってそれでおしまい。でも、私はそういう人間ではないから、そういう風ににらまれても理解できず、必要のないことを言ったりしてしまった。だから、よくたたかれてたけど、ただ叩かれてたというわけではなく理由があったの。

もちろん、何だって言葉で解決できるものたけど、その時の私にはそれが当てはまらなかった。ずいぶん前に言ったことだけど、もし自分の子どもの頃のみたいな子どもを持つことになったら我慢できないと思う。母親ではなく、コーチであったとしても、私はその子を見限っていたと思う。他のみんなはどうやって私に耐えていたんだろう…...私にはわからない。氷上で一緒に練習していたダンサーたちが全員、授業2回分私を受け入れるのを拒否したことは知ってるわ。私は常に拒絶され続け、最低の子供、最低の選手だった。

私は口答えしたり、議論したり、怠けてたり。怠けてたっていうのは、単に言われたことをやらなかったの。足が疲れて、自分も疲れて、「ああ、また強制してやらせるんだな」と思って、氷上に立って何にもやらなかったの。強制されるのは嫌だった。私が自分で嫌だと思ったなら、誰にも強制なんかさせないって。今でもそうだと思う。私がやりたくなければ、誰も私にやらせることはできない。

モチベーションは自分で見つけるから、もしこうだったらいいな、というのを考えてアイデアを出してくれればいい。そしたら私は、ああ確かに、と思うし、それで出発したら、私を止めることはできない。私が自分で何かを決めたなら、誰かに止められる可能性はゼロ。それは、私が子供の頃母が私をしつけようとしていた時に、母から受け継いだものだと思う。ちなみに言うと、母はそれでうまくいってた」とコストルナヤは語った。

怪我をしていてもロシア選手権に出場することはできたという趣旨のトゥトベリーゼの言葉について、「常に真実を伝えようとする人間として、とても傷ついた」とコストルナヤは語った。

Косторная о словах Тутберидзе про то, что она могла выступить на ЧР с травмой: «Мне было очень обидно как человеку, который старается постоянно говорить правду»
Косторная снялась с предолимпийского чемпионата России-2022 из-за перелома руки.

コストルナヤは、トゥトベリーゼが「怪我をしていてもロシア選手権に出場できた」と言ったことに怒っているわけではない。

コストルナヤは腕の骨折のため、オリンピック前の2022年ロシア選手権を辞退した。エテリ・トゥトベリーゼは、怪我をしていても「滑ることができた」と発言した。

「言われたことが全て現実だとは限らない。でも、過去の出来事は変えられない。(その時に負っていたものとエテリ・トゥトベリーゼ監督が話したものの)怪我の種類は異なることがある。コーチらはほとんど何も公表しない。なぜ彼らのトレーニングでこういうことが起こったのか?という質問がすごく多くなるから。だから、それをものすごく隠し、目立たないものにしようとする。原則的にはそれが理解できる。なぜ別な風にではなくそういう風に言われたのか理解はできる。」

怒りはないですか?

もうかなり時間が経ったし、私にはもう別の生活がある。全てが10倍ぐらい変わったの。

いつ(ロシア選手権に出れたという)このニュースを読みましたか?突き放されたような感覚はなかったですか?

私は、常に真実を伝えようと努力する人間として、本当に腹が立った。どんな内容であれ、そもそも、いつもなぜ他の人のことよりも私についてのことを多く耳にするのかというと、私は、大ごとにしないようにではなく、ありのままに話すから。実際はこうであるのに、別のことが話されている事が不快だった。しかも私のことは、みんな信じてくれなかった。どういうことか?というと、それはもちろん不快だった。

あなたはコメントしたり、怪我の性質について話すことが許されないと言っていましたね。

いや、「記者と話すな」とは言われていなかった。でも、もし私のコーチが何かを言って、私が行ってそれと別のことを言ったら、それは彼らを完全に馬鹿にすることになるから、変なことになっただろうと思う。多分、私にとっても綺麗なことじゃないし、彼らにとっても、あまり収穫のあるような話ではない。「あなた方は自分達のスケートリンクで何が起こっているのかわからないのですか?」という会話がまた始まってしまうから。それは私にとっても良くなかった。私はこのチームでスケートをしていたけど、いつも最初に出て行ってしまうから。」とアリョ―ナ・コストルナヤは語った。

アリョーナ・コストルナヤはエテリ・トゥトベリーゼのチームでの活動について正直に語った。

Алёна Косторная честно рассказала о работе в группе Этери Тутберидзе
Алёна Косторная честно рассказала о работе в группе Этери Тутберидзе

2020年の欧州チャンピオンであるロシアのフィギュアスケーター、アリョーナ・コストルナヤが、エテリ・トゥトベリーゼのチームでの活動について語った。

コストルナヤは2020/2021年シーズンまでトゥトベリーゼのチームで練習し、その後1年間エンジェル・プルシェンコ・アカデミーに移ったが、シーズン終了前に戻ってきた。2022年3月、アリョーナは再びコーチを変え、CSKAのエレーナ・ブヤノワのチームに入り、1月にそこを離れてペアスケートへと出発した。

「エテリ・ゲオルギエヴナ・トゥトベリーゼ は雪の女王と呼ばれている。彼女が氷上に出てくると、怖いくらいにこっちを見ていたのを覚えている。クリスタルでの最初の2年間は、彼女が現れると、悪いことをするのが怖くて、リンク脇の方に身を寄せていた。彼女の厳しい目つき、姿勢に、私はただただ “助けて!”という感じだった。

エテリ・トゥトベリーゼは、あらゆる手段で結果を出せる。なぜなら、ベルトコンベアー式だから。それが壊れれば、次のものがやってくる。それが悪いことだと言っているんじゃない。彼らには彼らのやり方がある。15歳から30歳まで選手を育てるところもあれば、15歳から18歳まで育てるところもある。でも、練習でわかるように、19歳以上というのは、あまりスポーツに関係ない。人それぞれ、活躍する年齢層が違うから。

エフゲニー・プルシェンコに教わった後復帰したシーズンのエテリ・ゲオルギエヴナとは、いろいろな話をした。私との対話もあり、最初はとても驚いた。一般的には、そうね、おそらくエテリ・ゲオルギエヴナは、誰よりも私のことをよく知っていると思う。私たちはいろいろなテーマでたくさん話をした。具体的には言うつもりはないけれど。今までにないことだったから、驚いた。でもそれはオフシーズンだけで、大会のシーズンには、すべてが突然止まってしまったの(笑)。大会時は15人の集団で、全員と話すことができないのはよくわかる。このため、少し連絡が取れなくなり、すべてがおかしくなってしまった。」RIA Novosti Sport紙は、コストルナヤの言葉を引用している。

「子供たちが4回転や5回転で滑るとは言っていないし、コストナーのように滑るとも言っていない。でも、プログラムの完成度は向上するだろう」と、キーロフでのトレーニングキャンプについてコストルナヤが語った。

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ロシアのフィギュアスケート選手アリョーナ・コストルナヤが、コーチとして参加するトレーニングキャンプのプログラムがどのように作成されたかをMatch TVに語った。

コストルナヤは、ゲオルギー・クニツァとともに、5月15日から22日までの1週間、キーロフでトレーニングキャンプを開催する予定だ。プロ15名、アマチュア15名のスケーターが参加することになっている。

あなたとゴーシャ・クニツァは、もうすぐトレーニングキャンプを行いますね。トレーニングプランはどのように作成したのですか?誰かに手伝ってもらったのでしょうか?

「自分たちでやった。私とゴーシャは、1年以上前から大学で学んでいる。フィジカルトレーニングに関することはすべて知っている。私たち自身がアスリートだから、何をすべきかはわかっている。トレーニングのプロセスを、多すぎず少なすぎず、かつ効果的に見せるにはどうしたらいいか。子供たちが一度にジャンプを急に出来なくなることがないように、それでいて美しいスケーティングがすぐにできるようになるには何をすればいいか。私たちは、この作業量が子供たちの改善につながるように計画した。子供たちがこのトレーニングキャンプで4回転や5回転、カロリーナ・コストナーのような素晴らしいスケーティングを全てマスターすることを期待するつもりはないけど、プログラムの完成度は確実に向上すると確信している。私たちは運動の演習を適切に選び、計画的に行った。」とコストルナヤは「Match TV」に話した。

コストルナヤは、2019/20シーズンのシングルスケートの欧州チャンピオンであり、グランプリファイナルでも優勝している。1月には、19歳のスケーターがシングルからペアに、エレーナ・ブヤノワからセルゲイ・ロスリアコフにトレーニングを切り替えていたことが明らかになった。

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