フィギュアスケートのコーチであり、1994年五輪ギンメダリストのアレクサンドル・ズーリンがアレクサンドラ・トゥルソワの北京五輪銀メダルに対する反応について意見を述べた。
記者:サーシャ・トゥルソワは銀メダルにとても落胆していました。あなたは彼女の気持ちがわかりますか?あなたもまた似たような状況にありましたが。
ズーリン:当時私はもう30歳で、優勝した組は『より速く、より高く、より強』かったということがはっきりとわかった。ええ、私は悔しかった、あるコンポーネンツでは私たちの方が優れていたが、でも私はジャッジの決定が不公平だと言ったことは全くない。私は道理を弁えた人間で、そのペアには多くのプラスの質が見受けられるということをわかっている。
一方サーシャ・トゥルソワはとても若いだけだ。4年後はできないかもしれないということをわかりつつ、彼女はこのメダルへ向かって歩んできた。それに加えて、彼女は揺るぎなく自分の4回転5本を信じてきた、これは男子選手の(ジャンプの)組み合わせだ。
彼女は技術展で108点を獲得したが、演技構成点に干渉された。サーシャは自分のプログラムを見直してジャンプとジャンプの間で彼女はただ氷上を疾走しているだけだと理解しなければならない。
アーニャのプログラムはもっと内容が充実していて手が混んでいる。これは認める必要がある。人間の力はまさに、自身の過ちを認め、鏡に映った自分の姿をより頻繁に見るということにある。
なので私はここではサーシャには同意しない。私の考えでは、もっとも理性的なのは正しい結論を下すことだ。彼女はとても今年進歩したと考えている、特に私は彼女のショートプログラムが好きだ、彼女は本当に素晴らしい。
フリープログラムでは、サーシャはこの誰も彼女に近づけないようなジャンプの組み合わせを成功させたかった。これは勿論、尊敬の念を引き起こす。彼女は真のレコードホルダーであるが、まだ演技構成点に取り組まねばならない。

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