オリンピックで2度表彰台に登ったアレクサンドル・ズーリンコーチが、フィギュアスケートにおけるロシアのスポーツに対する制裁と関連した大規模な国籍変更を容認するかしないかについて語った。
「これは非常に予測が困難だ、なぜなら状況は実際のところかなり難しい。総じて、スポーツ籍の変更は目下の状況ではある種の裏切りだ。困難な状況が起きたが、掴んでぶん投げた。そしたらそのようなアスリートはファンの目にどう映るだろうか?
他方では、人々は自分の全生活をスポーツに捧げ、練習し、備え、出場していた。一方今国際規模の連盟は、選手らに世界規模の大会に出場する権利はなく1〜2シーズン欠場しろ、と彼らにいう。私は全員のことを語ることは引き受けない、なぜなら皆それぞれのニュアンスや問題があるから。
他国代表への移籍に際して事前に予見された1年の競技欠場もあるでしょう。その事においても個々に話す事はしない。他の問題は、ことによっては例外を作りロシアのアスリートのためにこのルールを中止することが今決められかねないことだろう。西側がロシアと我々のスポーツを衰退させるためになんでもするので驚きではない。
皆自分の国をもっと有名にし自分の祖国の国旗国歌のもと出場したいのだと信じている。だが今国際規模のスポーツ連盟達がやっていることはさっぱりわからない。これはとても辛く悔しい。それゆえ、フィギュアスケートだけでなく全てのアスリートは自分の意志と意図に基づき決める。でもフィギュアスケートや他のスポーツで大規模な移籍が起きる可能性を排除できない。
現状では私は誰も非難するつもりはない、なぜなら状況は実際に困難で複雑だからだ。私はどう行動できるのか?正直、わからない。これは本当に難しい。早期に全てが解決し移籍の原因がなくなることを願う。」

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