
ロシアのフィギュアスケート選手カミラ・ワリエワがロシア代表のテストスケートのフリープログラムを終えて記者らの質問に回答した。
記者:滑走後のお気持ちは?
ワリエワ:私にとって今日最も重要だったのは自身の出来事をプログラム越しに運び届けること。うまくいったのではと思う。
記者:このプログラムはどのようにして生まれたのでしょうか?
ワリエワ:事前に私が改めてこのテーマを取り上げたいかどうか確認した上で、トゥトベリゼ先生とグレイヘンガウス先生が提案した。私にはこのプログラムを生かす必要があるように思えたので、同意した。
記者:観客の応援はあなたにとってどうでしたか?
ワリエワ:これほどの人が私達を応援しに訪れてくれてとても嬉しい。人々や、この出来事を私と一緒に味わった彼らの魂に触れることができて嬉しい。
記者:プログラムでは参照が2度ありました。最初のニュースと最後のフード。これは誰のアイディアかお話しできますか?
ワリエワ:トゥトベリゼ先生とグレイヘンガウス先生。
記者:氷上でプログラムの最初にあったニュースを耳にした時はどうでしたか?
ワリエワ:最初に聞いた時、涙を堪えられなかった。練習ではそういうことはなかった。今私は出場し、改めてそこに浸かったような。私は立ち、私には涙が溜まっていたのだと理解し、震えが現れた、でも私はそれでもプログラムを見せねばならない。でも今はこれを人々に見せることができて幸せ。
記者:SPでは『信じること』という言葉をなぞかけしました。どうしてオリンピックではそれが足りなかったのでしょう?
ワリエワ:私の中に留めさせてください。人はそれぞれに違った解釈をするのが世の常。私にとってはそういうもの、でも私は何も言明したくない。
記者:望んでいたエレメンツを拗ねてこなせないからフリープログラムを辞退するという計画はなかったのでしょうか。
ワリエワ:あなたにとって重要なのは全ての4回転要素を満たすことですか?私にとって今重要なのはエレメンツを満たすことではなかった。私には他に優先すべきことがある。
記者:今日の目標はどれほど達成できましたか?
ワリエワ:目標はプログラムを見せること、ジャンプで転倒しないことだった、どれほどおかしなことに聞こえようとも。それでも私はシーズン序盤にできるだけ備えた、なので滑りには十分。
記者:あなたには『美しの美』というあだ名がついています(注 テススケでは選手呼び出しの際に紹介動画が流れており、そこにかかれていたフレーズ)。これはどのようにして思いつきましたか?
ワリエワ:初めて見た、知りもしなかった。
記者:衣装について少しお話しください。
ワリエワ:フードは、どうしてかわかりますね。衣装自体はトゥトベリゼ先生がオレグ・リャベンコとつくった。私ははっきりとしたディテールが好きではないと話しただけ。衣装は改善されると思う。
と、Sport24のコンスタンチン・レーシク記者がワリエワの言葉を伝えた。
16歳のカミラ・ワリエワはオリンピックチャンピオン、欧州チャンピオン、ジュニア世界チャンピオン。
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