ロシアのフィギュアスケート選手エリザヴェータ・ヌグマノワが、2021年のストックホルム世界選手権の代表の座を掴めず腹立たしかったと明かした。
世界選手権にはアンナ・シェルバコワ、エリザヴェータ・トゥクタミシェワ、アレクサンドラ・トゥルソワが出場し、結果として彼女たちは表彰台を独占した。
ヌグマノワは2021年全露6位で、0.38点トゥクタミシェワを上回っていた。
記者:
昨シーズンに従って判断するとしたら、せめてGPSの1大会でもあって良かった。でも結果としてそれは起こらなかった。とてもがっかりした?
ヌグマノワ:
とてもがっかりした。そして今もカザンで5位だったことにがっかりしている。
私はいつも、うまくいかなかった時はがっかりする…より正確にいうと、私が見せる滑りは素晴らしい、私は喜ぶべきらしい!でも違う。
私は出し尽くす、でも、メダルのためには出し尽くしていない…
昨年私はシニアでは全露で 3位だったのに世界選手権に行けなかったことがとても悔しい。
今もこれまでも、国内選手権は重要な国際大会の選考試合だというルールがある。でそこで私は3位でもストックホルムへはいけなかった。
これをどう受けとめろというのか? 勿論、とても悔しかった。良い滑りをしても無益とは…
記者:
継続するモチベーションになったのは一体何ですか?
ヌグマノワ:
私は肯定的すぎる人間かもしれない。志願者の数のうちに入らずとも滑り続ける。
私自身も、どこでどうやって競技し練習するモチベーションを見つけて要るのかわからない。
でも、これはスポーツへの偉大なる愛から来ているらしい。このスポーツに自分の全人生を捧げたから。なので今も滑り続けている。そして立派な滑りを見せている。
記者:
素晴らしい、でもただ、ああ、入賞には不十分。女子シングルの競争のレベルは並外れている!
ヌグマノワ:
この話は議論しない。競争相手はジャンプを跳ぶのがずっと容易な13−14歳の女の子。でも私は諦めない。
記者:
もし2021年欧州選手権が開かれていたら、あなたはそこへ行っていたでしょう。パンデミックがこれらの計画をダメにしたのが腹立たしい?
ヌグマノワ:
私は、実際は、100%世界選手権に出るべきだった。
もし私たちが我々の連盟のルールに従って判断するのであれば。全露上位3位は常に欧州選手権と世界選手権に出るというルールがある。
でも、このルールは私には当てはまらなかったようだ。
記者:
公式規則以外に記されたものは何もない。
ヌグマノワ:
そしてスポーツでこういうことがあるのがとても残念。私はこれにはとんでもなく気分を害されている。
私はこれについては話さないよう努めているが、でも昨季は大変だった。私は泣いた、これを受け入れられなかった。
SNSの向こう側にはそれぞれのストーリーがある。私が自分に感情を許すのは家でのみ、閉ざされたドアの向こうで。試合後電話で母と話す姿は誰にもみえず、誰にも聞こえない…
記者:
コーチとともに連盟に釈明を求めようとは試みなかったのでしょうか。
ヌグマノワ:
意味ある?
それについては今は話したくない

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