ロシアのジュニアチャンピオン、アリーナ・ゴルバチョワのコーチ、ソフィア・フェトチェンコは、自分の教え子を守るために、フィギュアスケートでオリンピック2連覇を果たしたエフゲニー・プルシェンコとメディアを通して口論になったと語った。
先日のロシア・ジュニア選手権では、プルシェンコの教え子であるヴェロニカ・ジリナとソフィア・ティトワがそれぞれ2位と4位に入り、ゴルバチョワは1位となった。プルシェンコはフリープログラムの最後に、国内大会のジャッジを批判した。
プルシェンコのインタビューに対し、フェドチェンコは2度のオリンピックチャンピオンの言葉を「ヒステリー」と呼び、また、彼の意見は彼女にとって重要ではないと指摘した。
「最初は全く反応する気がありませんでした。でも、何か言うべきだと思ったんです。それに、もし「ウルトラC1つの選手が4つの選手に勝ったんだ」というフレーズが出てこなかったら、間違いなく何のコメントもしなかったでしょう。だって、明らかにこちら側に対して非難してきたのだから。私に恨みでもあったのでしょうか?私は自分の選手のためだけを思っています。彼女は誠実に自分のやるべきことをやったし、何の罪もないのですから、私は彼女のために立ち上がるべきだと思ったのです。結局、あの子が残念な気持ちになってしまいました。なによりも、彼女が自分の勝利を疑うようになってほしくなかった。なぜなら、彼女はフェアに、公正に、金メダルを獲得したのですから。
私はこれ以上ないぐらいにきちんと正確にコメントしました。ただ単に、私のインタビューは最も印象的な言葉に変えられて、公表されてしまいました。基本的にみんな、「エフゲニー・ヴィクトロヴィチの意見なんてどうでもいい」という言葉に引きつけられてしまったのです。実際、私は彼をアスリートとしてとても尊敬していますし、今は同じ指導者として同僚でもありますが、コーチングにおける彼の意見が、私にとって本当に特別なものではないということも否定はしません。
ここをきちんと理解してください。我々はチームとして動いているわけじゃないし、同じ選手を指導しているわけでもないのです。ですから、私の教えるスケーターに対する彼の意見に関しては、本当に重要ではないのです。私には、他に耳を傾けるべき権威やエキスパートがいます。エフゲニー・ヴィクトロヴィチは単なる同僚です。彼は良いコーチであり、素晴らしい選手を抱えていますが、我々は同じチームではないし、私の選手に対する彼の意見を考慮することはないです。」とフェトチェンコはリア・ノーヴォスチに語っている。
コメント