
ブキン、自身の競技キャリアについて「退屈していて元気が有り余っている。国際大会で活躍したい」
アイスダンスでアレクサンドラ・ステパノワと組んでいるロシアのスケーター、イワン・ブキンは、Sport24記者のコンスタンチン・レシクとのインタビューで、競技キャリアを継続したいとの思いを語った。
昨年9月に活動休止をした2度のロシアチャンピオンは、今週、アレクサンドル・ズーリンのチームに合流した。
イリヤ・アべルブフのショーに出演する以外に、何か予定はありますか?
僕たちはとても退屈しているんだ。本当さ。本当に退屈だったよ。あの競争心をもう一度感じたいんだ。トレーニングとか、そういうのをね。そういうものはいつも簡単なものではないが、特別な感覚なんだ。戻りたいんだ。だって、氷上に出て、ファンがいて、応援してくれて、この雰囲気を味わうことができる。それなしに生きていくのは辛い。もちろん、ショーもとても面白い経験だけど、やはり競技キャリアは少し違う。僕にとってはとても重要なことなんだ。退屈していて元気が有り余っているし、サーニャも同じだよ。
この1年間、大会はなかったが、プロジェクトはたくさんありましたね。このようなスケジュールをどのようにこなしているのでしょうか?たくさんエネルギーを使いますか?
実は、今のスケジュールがとても気に入っているんだ。面白いし、出会いも多いし、旧友に会うこともある。素晴らしいことさ。仕事量は違うんだけどね。肉体的というより、精神的なものがある。肉体的なものよりも疲れないという事はないけど、本当に違うものなんだ。今話していて、比較するのが難しいということがわかるよ。でも一番は、ハイパフォーマンスなスポーツとして、フィギュアスケートを続けていきたいということさ。
あなたとアレクサンドラはまだこのスポーツで自分自身を発揮していない、まだ明かされていない可能性を持っている、と言う人がたくさんいます。競技キャリアに関する夢はありますか?
まず、状況が良くなって、国際大会に出場できるようになることを望んでいるよ。僕らはそこにいるべきなんだと信じてる。今、世界選手権を観ている。ロシアの選手がいないのは久しぶりだ。僕は本当に、こうした世界的な大会、つまり欧州選手権や世界選手権に出たい。神の思し召しがあれば、オリンピックにも。こういう大会は雰囲気的に本当の本当の本当に違うものなんだ。
僕は残念ながら、今シーズンの国内大会には出てていないから、何も言えないけど、僕が見たものは、驚くようなレベルだった。でも、やはり国際大会に出場してみたいね。日本は大好きで、何度も行ったことがある。そこで演技したい。国際的なレベルで活躍すること、それが夢なんだろうね。



ブキン、ジュークとスビニンの別れについて「この会話の前は2晩ほど眠れなかった、とても辛かった」
アイスダンスでアレクサンドラ・ステパノワと組んでいるロシアのフィギュアスケーター、イワン・ブキンは、アレクサンドル・スビニン、イリーナ・ジュークとの会話の様子をSport24記者のコンスタンティン・レシックに語りました。
2度のロシアチャンピオンは、16年のペアのキャリアで初めてコーチを変更し、現在ステパノワとブキンはアレクサンダー・ズーリンのチームで練習することになった。
16年間一緒にやってきたコーチと別れるのは、どれくらい難しいことでしたか?彼らはそれをどう受け止めたのでしょうか?
本当に簡単なことではなかった。その会話をする前は2晩ほど眠れなかったし、とても辛かった。彼らはとても親しい人たちで、僕たちは彼らをとても尊敬しているんだ。コーチ以上の存在だよ。僕たちは多くの部分で結びついていたから、それは簡単なことではなかった。会話自体は短かった。誰もお互いを苛めようとはしなかったから。素早く話をして、花束を持ってきて、全てがあるべき形だった。ただ話をして、それで終わりだった。僕たちの共同作業は終わったんだ。
移籍のニュースに対するファンの反応には満足していますか?
興味深い質問だね。誰にでも自分の道がある。僕は、恐らく、他人や他人の意見に頼ることはやはり間違っていると思う。ここでは、僕とサーシャの2人の意見が重要なんだ。誰かが気分を害するかもしれないし、他の反応を示すかもしれないけど…そんなことはどうでもいい。これは僕らの決めたことなんだから。それは正しいかもしれないし、間違っているかもしれない。でまだわからないんだ。僕たちは決断し、この道を選んだ。それを支持してくれた人たちに感謝しているし、そうでない人たちにも感謝している。でも、僕たちには僕たちの道がある。僕らはそれを選んだ。



ブキンがズーリンのチームへ移籍したの理由を語った「彼のフィギュアスケートの見方、評価の仕方、感じ方がとても気に入った」
アイスダンスでアレクサンドラ・ステパノワと組むロシアのフィギュアスケーター、イワン・ブキンが、Sport24記者のコンスタンティン・レシクとのインタビューで、アレクサンドル・ズーリンのグループに移籍した理由について語った。
今週、2度のロシアチャンピオンは、アレクサンドル・スビニンとイリーナ・ジュークのチームからズーリンのチームに移籍した。
まず最初に、もう一度コーチらに感謝したい。我々は非常に長い道のりを歩んできた。サーシャと僕は、僕らの競技キャリアにおける全てのものに絶大な感謝を抱いている。それは彼らのおかげなんだ。僕たちは今でもコーチらに愛情をもって接している。簡単な決断ではなかったよ。新しいことをやってみようと決めたし、新しいことを学びたいんだ。僕たちの競技キャリアはもう残り少ないから、どこか別の場所に挑戦したいと思ったんだ。
それで、アレクサンドル・ズーリンに声をかけたのですか?
そうだよ。それで今は彼と一緒にやることになった。彼とはとてもいい話ができたから、4月からトレーニングを開始する予定だ。次のシーズンに向けて準備し、できれば5月にはサーシャと一緒にイリヤ・アべルブフのショーに出演したいね。いずれわかることだけど、そのようにうまくいくことを願っているよ。
アレクサンドルを選んだのはなぜですか?
興味があったんだ。彼とは『アイス・エイジ』で一緒に仕事をしたことがあった。彼のフィギュアスケートに対する見方、評価の仕方、感じ方、ミスの指摘の仕方、それらがとても気に入ったんだ。こういうことは、僕にとっては重要な基準なんだ。僕のス競技人生の残りの期間、彼のもとでやるのは良い考えだと判断したんだ。
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