ロシアのフィギュアスケート選手アデリヤ・ペトロシヤンが自身のコーチエテリ・トゥトベリゼについて語った。
インタビュアー:
全露と国際試合のルールを同じにし、15歳までシニアの全露に出すなという意見があります。どういう効用をあなた個人はこれらの試合から得られたか話していただけますか?
どうしてこれらの試合はジュニアにとって重要なのでしょうか?
ペトロシヤン:
私にとってはこれは単に自分を発揮する機会なように思う。
他の女子がいても問題なかった。
準備をよく検討し、練習し、クリーンな滑りをするよう試みる。
インタビュアー:
本当に今大会ではあなたにとっては総じて何も普段とは違うことはなかったのですか?
ペトロシヤン:
普段と違うことといえば、私は満員の観客を前にして滑ることがなかった。ジュニアGPシリーズでは観客が十分いなかった、
ほんとに。
他には…ああ、今回はコーチ3人が私と一緒だった。
インタビュアー:
総じてコーチなし状態だったペルミでのロシアカップの後では、切実ですね。
ペトロシヤン:
ええ、はい。
ただ当時コーチ達は他に重要な試合がある。なので私はペルミに自分1人で出ると自分で決めた。
2案あった。コーチなしで行くか、欠場するか。前者を選んだ。
インタビュアー:
コーチ3人と一緒だとリンクに出るのはより簡単ですか?
ペトロシヤン:
言うなれば、より面白い、かな(笑)
インタビュアー:
そこをよく聞かせてください。
ペトロシヤン:
まず最初に、トゥトベリゼ先生。
彼女はとても見事に気持ちづくりをしてくれる。私はこれが本当に好き。
ドゥダコフ先生は私と頻繁に試合に出てくれる。なので私は彼に慣れている。
グレイヘンガウス先生はより一層プログラムについて話して説明しようと努めている。何がステップでできていなかったかなど。
トゥトベリゼ先生は全体として全プロセスを追っている。試合前の気持ちづくりや、落ち着かせ、然るべき滑りをするのを助けてくれる。
インタビュアー:
彼女はどうやって気持ちづくりをするのでしょうか?
トゥトベリゼコーチが何かしたり言ったりした際のことを何か例に出せますか、どんなことに助けられましたか?
ペトロシヤン:
それ自体が直で助けるわけではないが、今回トゥトベリゼ先生がいった最後のフレーズをお話しできる。
「これから、あなたには30秒ある、行き、考え、気持ちを作り、やってきなさい」。
このとき彼女はまるで視線で絡みつくようだった。
インタビュアー:
それがどう作用したかわかりません。
ペトロシヤン:
ただ彼女は偉大な人物。
彼女は私に多くの感情や感覚を伝える。私はそれらを感じ始め、まるで自分が高くなっていくかのよう。
そして息を吐き、集中し、これらの感情が私を運んでいく。
もし自分自身でも正しく準備ができていたら、なおのこと。
スタートのポーズへ向けて解き放つ前、彼女も私と一緒に息をしている。
インタビュアー:
あなたは、トゥトベリゼコーチが選手と一緒に呼吸をするその瞬間の話をしているのですか?
ペトロシヤン:
はい。
彼女はまるで私と一緒に全ての気苦労や緊張を感じているかのよう。「一緒に呼吸しよう」というのです。
手をとって、私たちは3カウント息を吐く。
まるで最初のうちはあなたは自分の全ての緊張を吐き出しているようで、その後はっきりと自分の中から吹き飛ばす。
そして冷静な頭で滑りに出るのです。
インタビュアー:
トゥトベリゼコーチからたくさんの感情が発せられているということですか…
ペトロシヤン:
プラスのね!(笑)
インタビュアー:
聞くまでもありません。
トゥトベリゼコーチは感情的な人間だと思いますか?私たちはただ彼女を少し違うところからみているというだけですが。
ペトロシヤン:
そうだと思います。彼女は他の人と同様自身の感受性を隠すことができる。ただ彼女にも感情はある。
インタビュアー:
どういうところにそれはあらわれますか?
ペトロシヤン:
例えば、彼女のユーモアに。
インタビュアー:
素晴らしい?
ペトロシヤン:
粋ですよ!(笑)
インタビュアー:
是が非でも例が知りたいです。
ペトロシヤン:
これはグループ内にとどめておくべきだと思います。
でもトゥトベリゼ先生は実際にとても面白かったり全く無礼でない冗談を言う。両親も笑います。

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