ヤグディンはコリヤダが世界選手権に出ると確信している。オリンピックチャンピオンが男子シングル競技を総括する。
オリンピック2022。フィギュアスケート。
男子シングル。フリースケーティング
1. ネイサン・チェン (アメリカ) — 218,63
2. 鍵山優真 (日本) — 201,93
3. 羽生結弦 (日本) — 188,06
9. エフゲニー・セメネンコ (ロシア) — 178,37 …
14. マルク・コンドラチュク (ロシア) — 162,71…
18. アンドレイ・モザリョフ (ロシア) — 156,28…
総合
1. ネイサン・チェン (アメリカ) — 332,60
2. 鍵山優真(日本) — 310,05
3. 宇野昌磨(日本) — 293,00
4. 羽生結弦 (日本) — 283,21
8. エフゲニー・セメネンコ (ロシア) — 274,13…
15. マルク・コンドラチュク (ロシア) — 248,82…
19. アンドレイ・モザリョフ (ロシア) — 233,33
北京での男子シングル競技は、フリープログラムで5本の4回転ジャンプをミスなく決めてアメリカのネイサン・チェンが優勝した。
表彰台へは日本の鍵山優真、宇野昌磨が乗った。
オリンピックチャンピオンに2度なっている羽生結弦は滑走中に転倒し4位に終わった。
ロシア勢最高はエフゲニー・セメネンコ(8位)で、マルク・コンドラチュクは15位、アンドレイ・モザリョフはフリーで2度転倒し合計で19位にとどまった。
羽生はトップ3を目指した
質問者:チェンから始めましょうか。
ヤグディン:今日はあまりSPのような軽さはなかった。やはり最後に滑るのは大変だと言うのが見てとれた。
個々のジャンプを決めようと戦い、引き寄せた。彼が最初に4回転フリップを2本とびもう35点獲得したのには笑いすら出てしまったけれど。
その後最初の3つのエレメンツでもう50点を超えた。これは現象であり、私は何年か前に彼は次の五輪で全て勝つと言ったことを嬉しく思った。
勿論、皆敵対し多くの人が「なんでも起こりうるから事前に語ってはならない」と言った。
シーズン序盤には彼はあまりうまくいっていなかったが、その後文字通り次の試合から…これは宇宙だ。宇野昌磨、鍵山も宇宙に近い、だがチェンは総じて宇宙の探検者だ。
質問者:彼にとって続けることは価値がある?
ヤグディン:そう思う。
質問者:どうして?
ヤグディン:いい質問だ、でも私は他の質問の方がドキドキする。どうして羽生は4回転アクセルに挑んだのか?誰がこれを必要としたのか?
質問者:歴史のため、業績のため。
ヤグディン:歴史のためにやらねばならない、なんでも全て挑むことができる。
私も同様に今エカテリンブルクのショーで歴史のために3回転サルコーに挑む事ができる。同じく大怪我をする、でも歴史に足を踏み入れる、自分の個人のね。
私には熱中が理解できなかった。
もし彼がせめて定期的にでも4回転アクセルを着氷していたら、でも私はクリーンに近いものすらも彼がやっているところを見なかった。
その上で、基礎点が20点あって転倒しても4回転フリップやルッツの様な点を取れたのなら仕方ない。でも基礎点はわずか12.5点。
自分のものにしていない時にこんなジャンプに挑むなんて、やばい人のすることだ。
質問者:でも基礎点は少ない、12.5点。
ヤグディン:少ない、増やさねばならない。私はわからなかった、その熱狂がどこにあるのか。 二兎を追うものは一兎をも得ず。彼は二兎、4回転アクセルとオリンピックのメダルを追った。結果どちらも。
質問者:彼は家に兎がひしめいているんだ。後くまのプーさんも。
ヤグディン:彼は好きなだけメダルが取れる、でも彼は4位になる見込みもなかった。それでも彼はトップ3を目指した。
質問者:彼はチェンをまかす事ができた?
ヤグディン:できなかったと思う。ショートもフリーも理想的な滑りをした場合だけ。彼にはルッツ、フリップ、ループがない。一方チェンはプログラムの難度を下げすらして、勝利の為に何が必要かわかっていた。頭を使って滑った。
これが私たちの代表の現実的な位置
質問者:ワリエワとチェン、どっちがかっこいい?
ヤグディン:パパダキス組。
質問者:どうして?
ヤグディン:なぜなら彼らは2人だからだ。男子にネイサン・チェンがいて、女子にワリエワがいて、アイスダンスにパパダキス組がいて、ペアには中国選手とロシア選手がいるのは、総じてイケてる。
自分の目で彼らを見守るのは素晴らしい、彼らがこれら全てをどうやるのか本当にわからない。
鍵山も、きっと将来は。
彼はまだジャンプを覚える、彼はループができる様になった。将来彼が世界選手権チャンピオンになるか、オリンピックチャンピオンになるか、見ていこう。
質問者:羽生にとって続ける事に価値はある?
ヤグディン:もしただ熱中のままに滑るのなら、ある。でも私には、オリンピックの金を2つ持ってる人は常に最も野心的な目標を立てるのではと思う。
彼はただファンを思って滑り4−5位に入賞すると言うのは望みそうにない。過去のチャンピオン達はいない。彼が自分に何を望むか次第だ。
勿論、彼に去ってほしくない。
それでもやはり滑りやスケーティングに関しては彼はかっこいい。今日見たが、彼は唯一氷からあの様な去り方をした。美しく、演劇的に。ダンサーのように。
これは見せかけではない。彼は氷に感謝をした。だから彼のために全てのことは起こった。
質問者:私たちの選手達についても話しましょう。
ヤグディン:マルクは団体戦のために全てやった。それ以上何も詰め込むべきじゃない。
あそこで彼は200%の全力を出した。
もう一度言うが、私達はここで3位争いをしていない。わかっていることは、チャンスは誰にでもいつでもあるが現実的にならねばならないと言うことだ。ジェーニャ・セメネンコは個人戦、マルクは団体戦。
質問者:モザリョフは?
ヤグディン:モザリョフは何もしなかった。
質問者:これは許される?
ヤグディン:ううん…悪かった。ひどくはない、フリーでちょっとだけ上がった。でも、もし彼が滑る事ができなかったとしても、私たちが目にしたように皆「うん、これも経験だ」と言っただろう。
ええ、実際、初めての経験。
でも同じ様な初めての経験も団体戦でコンドラチュクにあった。同じアドレナリン、同じ怖さ!これが私たちの選手の現実的な位置。
質問者:でもマルクは団体戦にもっと落ち着いた状態で出場した、スキャンダルはなかった。
ヤグディン:彼らは補足の情報を持っていると思う。
コンドラチュクは精神的に荒廃した。充電せねばならない。
完全に充電されなさそうでも、休みが必要。
ソコロフスカヤが彼に昨日(2/9)休みを与えたのかもしれない。正直に言うなら、あの場での15位や18位には意味はない。
最も重要なのは、個々人が自分の仕事をすることだ。
ロシア男子3人全員表彰台に上る
質問者:世界選手権では、他の選手に行かせなければなりませんか?それでもやはりオリンピックは精魂尽き果てるもので…
ヤグディン:ワールドはコンドラチュク、セメネンコ、そしてコリヤダだと思う。
質問者:女子は?
ヤグディン:個人戦で何が起こるか見ねばならない。きっと、3人全員表彰台に乗るのではなかろうか。その時はこの3人を派遣する必要がある。
質問者:リーザ・トゥクタミシェワにはチャンスが与えられない?
ヤグディン:ううん、いいですか、少しレベルが違う。それでもやはりこの女子達は4回転ジャンプとトリプルアクセルを持っている。リーザにもトリプルアクセルはある、勿論…個人戦がどうなるか見る必要がある。
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