
フィギュアスケート世界チャンピオンのエリザヴェータ・トゥクタミシェワが自身の北京五輪の感想を述べた。
記者:エリザヴェータ、あなたはこのオリンピックでフィギュアスケートを見た?どんな感想?
リーザ:勿論、北京でのフィギュアスケートを見た。私の目には、とても情緒的で面白いオリンピックになった様に見えた。覚えている限り初めて試合でああいう情熱が燃え上がった。面白かったし、ヴィーカ・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフや私の良き友人ジェーニャ・タラソワ、アーニャ・シェルバコワやサーシャ・トゥルソワ、マルク・コンドラチュクのことがとても喜ばしかった。皆とても立派だったのでは。
記者:総じて、あなたにとって、この競技の関係者として、オリンピックを見るのは簡単なことだった?どの様な気持ちをその時体験した?おそれ、喜び、もしくは、もしかしたら出られなかった悔しさ?
リーザ:悔しさはなかった。私達の代表達がどの様な滑りをするか、ただ純粋なスポーツ的興味があるだけだった。ましてや、私がオリンピックを逃したのはこれが初めてではないので、基本的に既に自身の経験でこの感覚を知っている。
加えて、私は正当に代表入りを逃した。フィギュアスケートのシングルにおける競争はとても高い。4回転と素晴らしいプログラムを持っている女子がオリンピックに行ったのは論理的に正しいし、彼女達はとても相応しい演技をした。
私達の国を代表したあの3人は、実際に今のロシアで最も強い。オリンピックを鑑賞するに際しどんなネガティブな感情もなかった。
記者:あなたにとって五輪の補欠という立場は何を意味した?オリンピックのリンクで滑る事はあなたの夢であり続けている?
リーザ:それを私の夢とは呼んでいなかった。勿論、オリンピックに行きそこで出場することは超クール。でも、人生には、夢見ることのできるもっと大規模で素晴らしいことが人生にはあるのではと思う。私はオリンピックのために生きて練習する選手ではない。ええ、出られなかったのは少し残念。もし次回行けたら、かっこいいでしょうね、もし行けなかったら、自分の興味を引くことを探す。
記者:特に誰を応援していた?そしてその理由は?
リーザ:誰か1人を分ける事はできない。皆を応援し、皆いい演技をして欲しかった。
唯一、タラソワ&モロゾフを応援していた、なぜならジェーニャは私の友人だから。彼らはとても苦しい、いばらの道を歩んできた、そして最後にまさにやらねばならないその場所で2つの素晴らしい滑りをみせた。そして私はジェーニャのことがとても嬉しい。
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