現役引退についてアリョーナ・レオノワ「もし私にグランプリシリーズを割り当ててくれたら、私は喜んで滑ったでしょう、昨季も今季も」

2012年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワが現役引退を決めた時のことを語った。

記者:だいぶ前にもう第一線へは戻らないと理解していたと話していました。いつこのような理解に至ったのですか。

レオノワ:言うなれば、競技成績が転落した時に全てを理解した。ポイントオブノーリターンはグランプリシリーズの割り当て。私は最後まで、誰かが抜けてたまたま代わりに出場するというチャンスを待っていた。そしてこれが起きなかった時、私は恐らく終わりなんだと理解した。

私はもうそれほどロシアカップに出て全露行きに選ばれたくもなくなっていた。なのでこういう決断をした。私たちはそもそも、グランプリシリーズに選ばれなかったらそれで終わりだとコーチたちと相談した。

記者:つまり、あなたは原則ロシアの国内試合だけに出ることは望まず、外国へ行く機会が欲しかったということですか?

レオノワ:その通り。私は国内試合を経て全露に選ばれたくなかった。私はいつも全露にはグランプリシリーズを経て選ばれていて、13年連続でそれらの試合に出ていたから。

記者:時系列を確かめるためですが、いつこれらは起こったのですか?

レオノワ:一昨年の終わり。私はすでに2年どこへも出場せず滑っていない。私の最後の試合は2019年のパニン・コロメンキン記念。なので今私はもう全てを手放した。今後は試合なしの生活になるのかと最初は強く心配した。だってスポーツはそれでも大切だから。人生の最重要な部分じゃないとしても。

最終的に私には何の悔しさも、残念さもなかった。私は穏やかにこの状況を受け入れた。おそらく、その瞬間に実際に引退の時が来たのでしょう。加えてたまたまマリヤ・タラライキナが私のマレフィセントのプログラムを手に入れ、全てはこうしてすぐに回り出した。

記者:すなわちあなたはすぐに違う仕事に切り替わったと?

レオノワ:勿論。どこへも行かないよりも、今後どう生きどう自分を実現していくのかはっきり理解することの方がずっと精神的に楽。私はフィギュアスケート界で働き自分の道に残るのだからなおさら。

加えて、私には今教えるべき初心者の子供達のグループもある。こうして今私は公式にはコーチ。

記者:理論的には、状況が変われば、私たちは今季もあなたを試合で見かけることもありえますか?

レオノワ:もし私にグランプリシリーズを割り当ててくれたら、私は喜んで滑ったでしょう。昨季も今季も。そして全露もでたでしょう。そしてロシアカップファイナルやその後次々と。

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