フィギュアスケートロシアチャンピオンのマルク・コンドラチュクが最も感銘を受けたプログラムについて答え、4回転アクセルの実施を試みる願望について語った。
インタビュアー:
子供の頃、個性を形成するのに影響を与えたような感銘を受けたプログラムはありますか?
コンドラチュク:
統一感、構成の面を含め私にとっての傑作のプログラムを挙げることならできる。
それはアレクセイ・ヤグディンの「仮面の男」と羽生結弦の「SEIMEI」だ。
これらは全てにおいて理想的。そこにはエレメンツがあり、ストーリーがある。
これらのプログラムを何十回でも見られるし、いつでも何か新しい発見がある。
最初には気づかないようなある種のアクセント、細かな動き、そしてこれらが感銘を与える。
「SEIMEI」を見た時、私は12〜13歳だった。
そして私はこれが天才的だとわかった。
もしいつかその半分でもそういう滑りができたら、幸せだ。
インタビュアー:
羽生結弦がミスはありながらも全日本で跳んだ4回転アクセルはどう思いますか?
コンドラチュク:
そこにはフィギュアスケートの発展がある。
その向こうには未来がある。結弦がそれをクリーンにできたか否か?勿論、これを成功させてほしい。
私にできるのは彼の成功を祈ることだけ。
インタビュアー:
まさにこの4回転アクセルの実施ですが、両足着氷ですが、クリーンな着氷後の流れへ向けての大きな1歩ですか?
コンドラチュク:
彼の練習での試みがどうだったか私は知らない。
もしこういう出来だったなら将来への大きな一歩、でもまだやることはある。
インタビュアー:
試してみたいですか?
コンドラチュク:
やってみたい。
でも、シーズンの終わりかなと思う。なぜならこれがあまりにも外傷的だから。
もう少し我慢した方が良い、そうしたら、もしかしたら、試すかも。

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